旧齋藤家別邸は2012年6月9日より一般公開されています。詳しくは公式サイト
http://saitouke.jp/
をご覧ください。

【このブログの内容についてのお問合わせ】
メール→kamegai@kamegaiartdesign.com

【旧齋藤家別邸の公開日などについてのお問合わせ】
新潟市旧齋藤家別邸 TEL:025-210-8350


【「新潟ハイカラ文庫」さんによるまとめ】
湊町新潟の歴史と文化を愛する市民サークル「新潟ハイカラ文庫」さんによる、旧齋藤家別邸のまとめページは→こちら



ご覧になった方々に、お願いしたいこと

【この記事は2008年の保存活動中のものです】
2009年春に新潟市による購入が決定しました。
当記事は記録のために保存してありますが、内容はすべて掲載当時のものであり、現在の状況とは異なっています。
何卒宜しくお願いいたします。



このブログをご覧になって、旧斎藤邸のことを知り、保存活動に賛同していただいた上で「じゃあ、実際に何をすれば良いの?」と思われた方へ。

旧斎藤家・夏の別邸の保存に向けて、協力していただけることは、以下の通りです。ぜひご一読いただき、実行に移していただけましたら何よりの幸いです。

【1】「旧斎藤家・夏の別邸」の危機について、もしくはこのブログの存在について、できるだけ多くの人に広めてください。

旧斎藤家・夏の別邸は私邸であったため、これまでも新潟の殆どの方がその存在を知りませんでした。中央区の一等地にこれだけの面積を占める広大な、素晴らしい庭園と邸宅が存在し、しかも良好な状態で維持されていたという事実は、それだけでも驚くことです。今後一般公開などでご覧になった市民・県民の方は、そのスケールと雰囲気にきっと圧倒されることでしょう。衛星写真で見ても、その庭園のスケールの大きさは一目瞭然です。(Google Earthで見た旧斎藤家・夏の別邸です)
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しかし本邸は、元の持ち主から資産管理会社へと所有が移り、その管理会社は2008年内の売却を予定しています。このまま買い主が現れなければ、建物や庭園の維持を前提とした現在の条件は緩められ、マンションなどの建物になってしまう可能性があります。

しかるべき持ち主が現れ、観光地として、もしくは営業施設として運営管理されれば、間違いなく新潟の名所と成りうるであろう旧斎藤家・夏の別邸。決して失う事は許されないと活動してきた私たちですが、やはりその力にも限界があります。

まずはできるだけ早急に、多くの市民・県民の方にこの問題を知っていただき、世論を高めていくことが必要です。

できるだけ多くのお知り合いの方に、この問題の存在を紹介してください。そしてこのブログの事を教えてください。ご自身でホームページやブログを運営されている方は、エントリ上でこのブログを紹介してください。宜しければ以下のバナーもお使いください。
皆様のご協力を、お願いいたします。

【リンクバナー/200×40pixel】
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【リンクバナー/486×60pixel】
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【一般公開お知らせのチラシ】
●→ちらし(PDF/380KB)

【旧斎藤家・夏の別邸の危機についての説明チラシ(A3横)】
●→ちらし(PDF/1MB)

※プリントアウトしてお知り合いにお渡しください。



【2】署名運動にご協力いただけます。

新潟市による旧斉藤邸購入の決断を促すため、この貴重な文化遺産の保存を願う市民や団体、企業の方々からも、市の購入による保存を求める署名をお願いします。

※署名される方の居住地は問いません!!

民間がまちを、文化を作り、文化を支えてきたのが商都新潟の伝統でした。合併して市域は広がりましたが、その中心部である旧新潟町の文化的資産を守ることで、新市域にものこる歴史文化遺産を生かしたまちづくりの機運を高めるよき機会ともなります。

署名簿のダウンロードはこちらのページから行うことができます。

署名が集まりましたら、お近くの発起人にお渡しいただくか、もしくは大変恐縮ですが事務局までご郵送いただけますでしょうか。

郵送先は以下の通りです。

「旧斎藤家夏の別邸の保存を願う市民の会」 事務局

〒951-8066 新潟市中央区東堀前通1-353
新潟まち遺産の会 内
TEL:025-228-2536

※切手を貼らずに署名簿を送付できる「料金受取人払封筒」を多数用意しています。ご覧になった皆様から、更に他の方へ署名運動をお広めいただく際にご利用ください。封筒の必要な方は、恐れ入りますがお近くの発起人までお問い合せください。

****************

また、以下の場所に料金受取人払封筒、署名簿、パンフレットを用意しております。ご自由にお持ちください。(上記書類を置いていただけるという店舗・事務所の方がいらっしゃったら、こちらまでメールください。お届けいたします)

●新潟絵屋/新潟市中央区上大川前通10番町1864/TEL & FAX 025-222-6888
場所はこちら

●砂丘館/新潟市中央区西大畑町5218-1/TEL & FAX 025-222-2676
場所はこちら

●伊藤純一アトリエ/新潟市中央区東堀前通り1番町353/TEL 025-228-2536
場所はこちら

●カメガイアートデザイン/新潟市中央区高美町1-16/TEL 025-285-3045
場所はこちら

●Hello!マイホーム/新潟市東区大山2丁目11-14/TEL 025-250-8123
場所はこちら

●ベロタクシーステーション(サイクルシテイにいがた)/新潟市中央区古町通2-531/TEL 025-210-3377
場所はこちら

●hickory03travelers/新潟市中央区古町通3番町657/TEL 025-228-5739
場所はこちら

●ワタミチ/新潟市中央区古町通3番町556/TEL 025-225-0355
場所はこちら

●蔵織(くらおり)/新潟市中央区西堀前1-700/TEL 025-211-8080
場所はこちら

●marilou(マリールゥ)/新潟市中央区東中通1-86-28サカイビル 1F/TEL 025-228-0470
場所はこちら

●岡仙汲古堂/新潟市中央区西堀通6番町887/TEL 025-228-6064
場所はこちら

●北方文化博物館/新潟市江南区沢海2丁目15-25/TEL.025-385-2001
場所はこちら

●北方文化博物館・新潟分館/新潟市中央区南浜通2番町562/TEL.025-222-2262
場所はこちら




【3】発起人になることができます。
活動に賛同いただける方は発起人として活動に参加することもできます。署名の取りまとめ等の他には、今後予定しているイベントのスタッフ、お手伝いとしてご協力いただくことができます。発起人として参加をご希望の方は、こちらまでメールをください。


【4】寄付にご協力ください
「旧斎藤家夏の別邸の保存を願う市民の会」の活動にご賛同いただける方からの、寄付金を募っています。活動に際しての印刷物製作費、事務所の電話費、一般公開に際しての諸経費などさまざまな活動経費が必要となっています。

寄付金の口座は以下の通りです。
ゆうちょ銀行
口座番号 00560-7-48074
加入者名「旧斎藤家夏の別邸の保存を願う市民の会」

上記【2】の書類の置いてある施設にも、振込用紙を準備しております。
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# by SAVE_SAITOUTEI | 2008-08-08 18:07 | 旧市民の会コンテンツ

旧斎藤家・夏の別邸とは

【この記事は2008年の保存活動中のものです】
2009年春に新潟市による購入が決定しました。
当記事は記録のために保存してありますが、内容はすべて掲載当時のものであり、現在の状況とは異なっています。
何卒宜しくお願いいたします。


新潟の豪商の力と趣味を
今に伝える名園と名建築。

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※写真は「写真」カテゴリ、もしくは「動画」カテゴリにまとめてあります。
※当邸宅は、現在公開されておらず、見学することができません。
当会が行う一般公開日に関しては、一般公開日のエントリをご覧ください。

 新潟市中央区西大畑町の、料亭行形亭に隣接する「斎藤家夏の別邸」は、明治〜昭和初期に鍵富家、白勢家と並ぶ新潟三大財閥と言われた斎藤喜十郎家が大正7年(1918年)に建てた、総敷地面積1,330坪を誇る広大な別荘です。

建物は格式高い日本建築。庭は大正6年から9年にかけて,当時25万円という巨費を投じて造られたもので、作者は東京の高名な庭師松本幾次郎でした*。

滅び行く江戸の大名屋敷の名石を選んで運び込み、中でも伊達屋敷にあった巨石は13トンものもので、当時木橋だった万代橋を渡れず、新潟駅から一か月がかりで運搬したと言います。砂丘の斜面を生かし見事にまとめられた庭は商家の庭として全国でも有数の規模を持つ回遊式の名庭園で、現在まで良好に維持されてきました。

本宅2階座敷は庭の池に映る月を楽しんだことから「観月亭」と名付けられ、しばしば大規模な茶会に使用され、昭和30年には日本棋院(囲碁)の本因坊戦の対局にも使われました。

また、斎藤家の本邸の方は、「燕喜館」と呼ばれていた一部分(接客部分)が、白山公園の一画に移築再建されています。現在は市が民間に委託管理することで、お茶会や市民の憩いの場として、各種イベントを開催し活用・運営されています。

燕喜館ホームページへ
石井大五+フューチャースケープ建築設計事務所のホームページより、燕喜館の紹介ページ
中判への誘いより、町並写真館・燕喜館紹介ページ

*二代目松本幾次郎/安政5年(1958)江戸下根岸生まれ。
 代表作に渋沢栄一邸、成田山新勝寺の庭園等がある。

*********

2007年9月4日提出の「旧斎藤家夏の別邸の邸宅と庭園の保全について」請願文書より引用
新潟市中央区西大畑町576番地の住宅及び庭園は,新潟を代表する名家斎藤家の夏の別邸として,大正7年(1918年)に建てられた新潟の歴史的遺産です。その庭園は,美しい池を中心に築山の木々に囲まれた,この世の別天地を思わせる名園であり,隣接する行形亭の庭園とともに,砂丘地という新潟特有の地形を生かした個性的な庭でもあります。当家の御好意でお茶会等に開放された折々に,その美しさを心に刻んできた市民も多く,あこがれの的となってきた場所でもありました。邸宅前面は白壁通りの愛称で親しまれる新潟の観光名所の1つでもあり,御屋敷町の風情を色濃く残す貴重な景観資源にもなっています。

この建物と庭の将来の存続が危ぶまれているとのニュースに,私たちは大変に驚き,新潟を愛する市民として,深い憂慮を感じています。この邸宅と庭園が今後も保全され,新潟の町のすばらしい宝物として,末永く後代に伝えられていくことを願ってやみません。
関係各位よる格段の御配慮を切にお願いし,下記の事項について請願いたします。

1 旧斎藤家夏の別邸の邸宅と庭園の保全,管理を市が行うこと。


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# by SAVE_SAITOUTEI | 2008-08-08 17:50 | 「旧齋藤家別邸」とは?

景石巧み光る伝統の技

旧斎藤邸庭園(新潟市中央区西大畑町)は、大正時代に豪商・斎藤喜十郎氏が夏の別荘として作られました。自然の海岸砂丘列を活かし、小山を重ねて築山と見立てた広大な庭園で、大きくは庭園と主庭に分かれています。

庭園内には、天空に枝を広げた老松が威風堂々と林立し、その下で大小多数のモミジが枝葉を重ねており、市街地にもかかわらずあたかも深山に分け入ったかのような趣があります。

作庭は一九一七(大正六)年から二〇(同九)年にかけて約三年間を要し、作者は成田山新勝寺の庭園を手がけた高名な庭師、松本幾次郎氏と言われています。

庭園内には、江戸の大名屋敷にあった庭石が運ばれました。中でも伊達家に会った巨石は一三トンもあり、当時は木の橋だった万代橋が渡れず、新潟駅から一ヶ月がかりで運搬したとの記録もあります。

主庭は、茶庭と母屋前面の池庭で構成されています。茶庭は北斜面の軽快な石段を登りきった平地にあり、表千家流の茶室・松鼓庵が建っています。庭内には、強風で砂がえぐられ、根がむき出しになった珍しい二本の根上り松が見られ、四方仏のつくばい、生け込み灯籠、飛び石なども品よくまとまっています。

また、池庭では大滝、小滝が心地よい水音を奏で、護岸の石組みのほか、所々に組まれた景石に作者の精練された伝統技術と高い感性を見ることができます。

建物から見る美しい眺望、水を感じることで蒸し暑い新潟の夏を快適に過ごす工夫、常緑樹がつくる効果的な陰影と奥行き感、庭園を歩き廻る楽しさ…。これらはおそらく庭園の計画段階から織り込まれていたものでしょう。

海岸に近いという立地を踏まえて、もともとあった黒松を取り込んで自然と庭園を結び付け、しかも伝統要素を下敷きにしながら、さまざまな発想で巧みにつくられている旧斉藤邸庭園。美しく気品漂う庭園は、静寂の中にゆったりと至福の時を刻んでいます。

(造園家・土沼隆雄)

【新潟日報2008年4月29日付朝刊「庭園を読む〜美のカタチ〜第五回」より】


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# by SAVE_SAITOUTEI | 2008-07-30 21:07 | 「旧齋藤家別邸」とは?

今年の写真2

3月に最後の手入れをしていますが、現在はかなり荒れた状態です。
また、8月11日現在は池の水が抜かれています。
池の水があった頃は、庭園の中腹に滝があり、ポンプにより水を循環させていました。

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小山頂上へ続く園路にある待合

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小山頂上へ続く園路

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小山に有る茶室「松鼓庵」の前庭。強風で砂がえぐられ、根がむき出しになった珍しい二本の根上がり松が見られます

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水を抜かれた状態の滝

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座敷棟前より主庭を望む

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座敷棟

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座敷棟1階より蹲

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座敷棟2階「観月亭」より主庭を望む
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# by SAVE_SAITOUTEI | 2008-07-30 20:37 | 写真

今年の写真1

3月に最後の手入れをしていますが、現在はかなり荒れた状態です。
また、8月11日現在は池の水が抜かれています。
池の水があった頃は、庭園の中腹に滝があり、ポンプにより水を循環させていました。
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主屋を望む

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座敷棟

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主庭小山より座敷棟を望む

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小山に有る茶室「松鼓庵」

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小山頂上へ続く園路にある待合

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右手前が座敷棟、奥が主屋

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主庭の小山を望む

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前庭を望む
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# by SAVE_SAITOUTEI | 2008-07-29 18:25 | 写真